外壁塗装で大切な要素って?
外壁塗装は実はかなり奥深い作業であって、一昼夜でそのスキルを習得できるような代物では無いのですが、残念ながら片手間でリフォームついでに行われるケースが増えつつあり、美しい仕上がりの外壁の重要性がより一層大切になりつつあります。
外壁塗装のクオリティというのは見た目の美しさの他にも、住宅自身の耐久性などに直結する部分となっていまして、例えばひび割れなどを放置していたり、耐水性が発揮されていなかったりすると、住宅材自体の腐食を早めてしまったり、また雨漏りや水漏れの原因になったりもします。
外壁塗装では単に塗装するだけでなく、補修や修繕なども並行して行われますが、塗装の本質的な部分でも屋根部分に必要となる塗装方法など様々な要素があります。
そんな中でも最近の外壁塗装の中で非常に重要視されている要素の一つが、使用する塗料そのもののクオリティで、業者選択の際にも塗料から顧客の希望を叶えようとする業者がオススメであると言えます。
外壁塗装の塗料の種類
外壁塗装で使用される塗料は実はかなりの種類があり、その各々が性能に違いがあり、業者によって塗装部分や予算などの状況によって種々の塗料を使い分ける事も多々あります。
大きくわけると外壁用の塗料は4種類に分けることが可能で、価格の低い順からアクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素・光触媒材質となります。
アクリル系塗料は旧世代的な要素のある塗料で、ウレタン系塗料の登場によってアクリル系塗料が孕む耐久性と美観性の問題はほとんどクリアーされました。
そこから更に耐久性と美観性を強化したのがシリコン性塗料であり、最近では価格も十分手頃な圏内にあると言えますので、最も頻繁に使用されるものでかつ、オススメもし易いものとなっています。
フッ素・光触媒の塗料になってくると少々コストがかさんでしまう問題があり、一般家庭にはまだ普及していない感が強くあります。
フッ素系塗料の特徴は耐久性が非常に高い点で、使うのであれば屋根などの部分への使用がオススメとなっています。
光触媒系塗料は耐久性は劣りますが、自発的に汚れを分解する性能があるので美観を長く保てるメリットがあります。